令和一発目のブログになりました。
今回元号が変わるときで意外だったのが、大晦日感がすごかったことだ。
平成を振り返る番組が続々と編成され、年越し蕎麦を食べる人もいた。うちの子供も令和になる瞬間にジャンプしたいと夜更かししていた。
「あれっ、もう一年過ぎたっけ」
そんな錯覚に陥るほどの大晦日感だった。
前の昭和から平成のときは、昭和天皇が崩御されてのことだったので、こんなお祭り騒ぎではなかった。まだ僕は子供だったが、子供心に元号が変わるということは暗いものなんだなと記憶している。
だが今回は生前退位だ。前のような崩御されてからの新元号ではなかったので、こんな大晦日のような感じになったのだろう。
さらに普通の大晦日よりもパワーアップしていた。
平成を振り返る番組が多く放映されたが、何せ平成は30年もあるのだ。普通の大晦日ならば、今年を振り返るだけだが、今回は30年だ。
あきらかに普通の振り返り番組よりも贅沢で、中身が濃かった。どれもこれも強烈に記憶のあることばかりなのだ。
こんな贅沢なことやって、今年の年末の振り返り番組はどうするんだ。めちゃくちゃ霞むんじゃないかと不安になるほどだった。
これも生前退位の予想外の効果だ。やってみなければ何事もわからないと言うが、こんなことは予想していなかった。
そしてツイッターで、『#平成の代表作をさらせ』というハッシュタグが流れてきた。これに呼応して、作家さんが代表作をツイートされていた。
僕もやってみようと思ってはたと気づいた。
代表作がねえ……(千鳥ノブ風)
まだ自分にはこれといった代表作がないのだ。代表作というからには、せめてミリオンセラーは越えておきたい。
一瞬がっかりしかけたが、ここでふと思いなおした。
平成が終わるとは、平成が過去のものになるということだ。平成で代表作がなかったならば、令和で代表作を作ればいい。逆に平成で代表作がなくてよかったじゃないか。何せこれからは令和だ。平成を代表する作家じゃなくて、令和を代表する作家になるチャンスがあるということなのだ。(負け惜しみじゃないよ……)
ということで令和は代表作を書けるように頑張ります。
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